外構を失敗した!家を建てるときは外構のプランもしっかり建てるべき!

トヨタホームの家に住んで3年目!家の中はまぁまぁ満足しているんですが、外構は本当に使いにくくて後悔しかしていません。なので、今回は外構工事で失敗したなっていまだに思うことについて書いていきます。

外構でこんなことに失敗した!

外構工事は建物の外側の部分です。駐車場を作ったり、庭を作ったりとそういったことをしてもらいます。

トヨタホームと契約したときに外構工事もセットされていました。(予算にしっかりとふくまれていました)当時は他の外構業者に頼めることなど知らずに、そのままハウスメーカーにお願いする形となりました。

なぜ、外構にこだわらなかったのか?協定により思った形にならなかった。

私が住んでいるところは、家を建てるにあたり市が決めた決まりごとがこと細かく決まっています。例えばこんなことが決まってます。

  • 駐車場のとりかた
  • フェンスの種類
  • 基本はオープンな外構にしなければならない
  • 四季を感じることができるように木を植えなければならない

などなどこと細かく決まり事がありました。これは決まり事をまとめた冊子にまぁ細かく書いてあります。

おかげで最初に思っていた外構の案が通らずに、トヨタホームから、申請を通すための案を提案されてその結果、最悪の外構になってしまいました。どんな部分で不便を感じているのか書いていきます。

ここが不便!外構を考える時にこんなことを知っておくといいかも

まぁ、外構の設計を間違えると、本当に住みにくい家っていうか、導線が出来上がってしまいます。

駐車場のど真ん中に木を置くことを強制された!

家にはシンボルツリーが必要という決まりごとがあり、家の正面に木を設置しないといけないという決まりごとがありました。

最初は家の角にシンボルツリーを建ててもらうようにしていたんですが、市に申請したときにシンボルツリーの位置が悪いといわれ、車が止めにくい場所に木を植えることを強制されてしまいました。

私はコンパクトカーに乗っているので今はそれほど困りませんが車を大きくしたとき、かなり邪魔になります。

コンパクトカーからミニバンに乗り換えたらリアゲートが開けられずラゲッジスペースからの荷物の出し入れが不便

駐車場は広めにしっかりととったつもりだったので、狭くて不便っていうことはありません。

でも、コンパクトカー(フィット)からミニバン(オデッセイ)に乗り換えたら、横幅には余裕があっても、長さがギリギリに近い状態。

駐車場に車をいれてしまうと、リアゲートを開けることができず、荷物の出し入れができません…。

リアゲートを開けるためだけにエンジンをかけて車を前に出して、また、元に戻すっていう面倒な作業がまっています…。

都会の土地に余裕がないところだったら、仕方ないって思うところもあるんですが、郊外で土地の余裕があるところ…。

庭の面積を多少狭くして、ラージミニバンのサイズでも余裕で駐めることができる駐車場を確保しておくのが正解だったと思います。

家族が増えるとミニバンが欲しくなります!後々のことも考えて置くことが大事です。

駐輪場がなくなった?フェンスの設置が認められなかった

家の正面には車が2台停めることができるように駐車場を設定していたので、自転車やバイクを停めるスペースがありませんでした。

そこで、駐車場の裏から行ける庭に駐輪場を作ろうと決めて、駐車場と駐輪場の境目の入り口が開閉できるフェンスをつけることにしていたんですが、これもアウト。

ひと目につくところは、生け垣にしてくださいといわれ、開閉できる鉄フェンスの予定が、開閉のできない、生け垣フェンスになってしまい、出入り口が狭くて、自転車を入れるのは超不便。バイクは狭すぎて通らなくなってしまいました。

おかげ、自転車は庭に入れられたらほとんど使われることはなくなってしまいました。

駐車場に敷かれている芝が育たなかった。

家を建てた住宅地には緑化率という協定があって、なるべく植物を植えて緑を増やしましょうっていう決まりごとがありました。

なので、駐車場はコンクリートで固めるのではなくて、リビオ緑化ブロックというものを使って、ブロックの間に芝が植えてありました。

でも、このブロックの間の芝が育たない…。

車が出入りする場所なのでちゃんと芝がついてないうちから駐車するので、芝に日が当たりません…。

結局芝は育たずに雑草だらけになってしまいました。

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見た目も汚らしくなりますし、このコンクリートの間から、雑草が生えたり、苔が生えたりしてすごく汚い感じになります。

草木のお手入れをするのに時間が取れない人は、ザクッとコンクリートで固めている方が見た目も綺麗ですし、そのほうがいいです。余計な芝なんていりませんよ。

庭が広すぎて雑草の手入れが超めんどくさい

郊外の住宅って、昔ほどではありませんが、いまだに土地は広いです。最低50坪ぐらいはあります。なので、お庭が広く取れるんですが、マメな人意外は広すぎる庭はおすすめできません。

我が家の場合は、リビングから見える場所に芝が敷いてある場所と、駐車場の裏手がそれなりの広い庭になっています。

芝のところにしろ、砂地のところにしろ、暖かい季節になると、雑草が猛威をふるいます。仕事が休みの日は雑草と戦わなければダメがぐらい。

お庭が趣味の人はいいですけど、そうじゃない人は、庭は狭いほうがいいです。駐車場にしておけばよかったと、今はかなり公開しています。郊外に住んていると友人が遊びに来ても車でくるので、駐車場はいくらあっても困りません。

玄関へのアプローチの手すりが中途半端な位置で止まって、必要な部分に手すりが設置されていなかった

玄関までのアプローチには階段が3段ほどあるのですが、なぜか階段部分には手すりが設置されず、階段を上がったところにだけ手すりがつけられています。

これは本当に失敗でしたし気が付きませんでした。

手すりは階段までついているのが、当たり前だと思っていたので、設計の段階で私自身が気が付くことができずかなり後悔しています。

手すりが必要に一番必要なのは階段部分なんです。登った先に手すりがあってもあんまり意味がありません。

両親が高齢になってきたり祖母がきたりしたときに階段に手すりがないので上り下りに一苦労するわけです。後から設置すると5万円程度かかるとのことでした。

気が付かなかった僕も悪いですが、こんな提案しかできないのもひどいなって思います。

手すりをつけるなら役に立つ手すりをつけないと意味がないですよね。

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玄関へのアプローチに階段があると言う人は絶対に手すりをつけてもらうようにしたほうがいいです。どうせ年取ったら嫌でもいりますしね。

団地協定上、低木を植えなければならなくて、ツツジがいっぱい植えられて邪魔になる。

これも土地の協定の中で緑を多く配置しなければならないということが決まっているようで、私の家では低木としてツツジがいっぱい植えられています。(ハウスメーカーからも特になにもいわれなかったので…)

このツツジが駐車場にも結構配置されており、車を入れるとき乗り降りするとき、荷物を出し入れするときにかなり邪魔になります。

このツツジ、コンパクトカーの時は良かったんですが、車を買い替えてミニバンとか大きなサイズにしたら、車を駐車する時にめちゃくちゃ邪魔になりました。

ムダに植えられると、結局抜かないといけないので、最初から低木を植える場所も考えておくべきでした。

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まとめ

 新興住宅地(だけではないと思いますが…)で家を建てるときはその土地の決まりごとをしっかり把握したうえで外構のデザインを考える必要があります。

(私はハウスメーカーからいろいろ言うと市から許可がおりないからと妥協させられた感じはありました。そして、見た目重視で生活スタイルまで考慮してもらえてなかったと思っています。)

また、使いやすい環境を作るためには車から家に至る動線。

駐輪場の位置・野外コンセントの位置・水道の場所・駐車場の形状と将来的にどんな車を駐めるのか、何台の駐車場がいるのか・ 庭の手入れは本当にできるのか、などなどしっかりと考えてみてください!